スマートフォンCRM

スマートフォンCRMとは

スマートフォンが従来型のフィーチャーフォン(ガラケー)と異なる大きな点の1つに、GPSを使用した地図情報というものがあります。

GPS機能そのものは以前から携帯電話やPHSに搭載されていましたが、地図としての利用は位置情報検索や徒歩移動のときのナビなどといったふうに用途に制限がありました。

ですがスマートフォン・スマートデバイスが登場したことにより、現在位置をより正確な位置情報を登録することができるとともに、それをデータとして蓄積をしていくことができるようになりました。

そこでそうした機能をより積極的に業務として活かしていこうというのがスマートフォンCRMというしくみになります。

CRMとは営業用語でいう「顧客情報管理」という意味です。

スマートフォンCRMでは営業をしていくときに必要になるエリア内での販売情報を記録・共有していくことにより、別のスタッフと連携をしたり効率的に地域周りをしたりするときの参考にしていったりということをしていきます。

営業戦略を立てるにはまず情報収集から

営業をしていくときに必要になる情報はいろいろありますが、中でも重要度が高いのは実際に顧客に対面して集める「一次情報」です。

一次情報とは営業スタッフが自分の足でその場所に行き、見聞きした情報をもとに集めるものです。

その情報は集まっていくことにより1つのデータとして残り、社外秘とするべきほどの貴重な営業のための戦略ツールになっていきます。

ですが都市部など人が多く集まる地域などにおいてはそうしたエリア情報をきちんとくまなく集めるのは大変であり、手書きのメモなどではどうしても情報漏れがあったりスタッフによって使用する書式やツールが異なるために情報がそれぞれでしか集められないということが問題でした。

そこでスマートフォンCRMで地図情報をもとに記録をしてくことで、営業社員同士が連携をとることができ、また内容を共有していくこともできます。

またコピー機のメンテナンス業務のような定期的に複数の場所を回らなければいけないような仕事では、進捗状況をそれぞれ確認ができたりするため、スタッフに欠員や移動があっても素早く対応をしていくことができます。

導入のためにはまずは社内体制から

便利なスマートフォンCRMですが、ツールだけを導入してもそれでうまくいくほど営業は簡単な仕事ではありません。

まずは念入りに営業をかけようとする地域を下調べした上で、どのように潜在顧客を発見し、どういった売り込みをかけていくかといったような計画をしっかりしていかなければせっかくのツールも十分に機能を発揮させることができません。

また営業社員同士ではどうしても個人で集めた情報を共有せず、自分だけのものとして使用する傾向があったりするため、きちんと課内でコミュニケーションをとりつつチームとして動いていける体制を作ることもまた重要なことの1つです。

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